先輩インタビュー
先輩インタビュー
2021年開業
統括代表
山本庸介
-Yamamoto Yosuke-
資格:税理士、行政書士、米国公認会計士(USCPA)、薬剤師
業務:資格の枠にとらわれるつもりはありません。税理士だから税理士の業務だけやるのではなく、基本クライアントの困りごとであればなんでもやります。もちろん、他士業の独占業務に抵触しない、脱税相談のようなものは受けませんが。
41歳男性です。大学卒業後に関東の製薬会社で10年勤務した後に地元福井県にUターンしました。製薬会社勤務時代に日商簿記1級や米国公認会計士(USCPA)を取得していますが、会計や経理の実務経験はありませんでした。35歳で税理士業界に飛び込んで、働きながら2年弱で税理士試験に合格、実務経験4年弱で独立開業しました。
Q:業務のやりがい・魅力・うれしかったことは?
クライアントから報酬を頂いているのにありがとうと言われることです。困っていることをヒアリングして、どうやったら解決できるのかを今ある知識だけでなく調べ物をしたりして、解決策を考え提案する。提案内容を評価頂き、実際によい結果が得られてクライアントに満足してもらい感謝された時はお金に代えがたい喜びがありますね。もちろん報酬もしっかり頂きますけど(笑)。
Q:仕事において心がけていること・大切にしていることは?
クライアントの立場に立って考えること、ご依頼いただいた内容にはスピード感をもって対応することを心掛けています。これができていない事務所は多いと感じています。経営者のスピード感は一般的な人と比べて早いので期待に応えるのも大変です。スピードだけで間違いだらけではダメ。特に定型業務(記帳代行、給与計算、経費振込、確定申告等)はスピードも正確性も意識して成果物を提供するように心がけています。
Q:入所にあたって注意すべきことは何ですか?
ウチは新しいクライアントがどんどん来ますし、スタッフの応募もどんどん来ます。士業事務所というと安定しているイメージがあると思いますが、スタートアップみたいな事務所です。毎月何かが起こりますので、そういう状況を『面白い、成長できる環境だ!』と思える人が向いていると思います。大企業のように教育環境が整っているわけでもないので、手取り足取り教えてもらえるわけではありません。『自分で調べる⇒わからないことがあれば聞く』ぐらいのスタンスで思ってもらえれば。長く働き続けてもらえるように教育制度だけでなく人事制度全般の改正や業務の標準化などにも取り組んでいます。そのような事に興味ある人は積極的に意見をもらえるとありがたいですね。
Q:もっと本音で注意すべきこと教えて!
一番気をつけることは、私自身の存在でしょうね笑
私は仕事人間です。世の中には才能にあふれた人が人一倍努力している、才能に恵まれていないのだからたくさん時間をかけて仕事を覚えるしかない、量が質を生むと考えている側面があります。いわゆる昭和的な価値観を持っています。今の時代にそぐわないことは頭では理解しているつもりですし、仕事だけが人生の全てではないと思っています。
端的に言うと、ブラック労働の精神を持っている組織の代表がホワイトな労働環境を整備しようとしています。ホワイトな職場だからという理由で入社されると、『あれこんなはずじゃなかった』と違和感を持たれることがあると思います。1日6時間労働を基本にしていますが、現在は増加する仕事に対してマンパワーが足りず、1~2時間程度の残業が恒常的に発生しています。教育制度もしっかり整っているわけではありません。表向きのホワイトな労働環境の隙間からこぼれ出るブラックなところがあります。
無理なことは無理だという自己主張ができる人が向いていると思います。私に厳しく指導されたら『だからお前は一生独身なんだ…』と心の中で毒を吐けるぐらいのメンタリティーをお持ちの方がいいでしょうね(私に直接言わないでくださいね笑)
一方で長時間労働を制限するつもりもありません。いっぱい働いていろんな経験を積みたいという人には法律の許される範囲でみっちり働いてもらいます。当然その分の対価もしっかりとお支払いします。
Q:思い描く将来・目標・夢は?
MVVCにあるように『ビジネスの力で福井県から地方の未来を照らす』を体現することです。目指しているのは福井県に根差した総合事務所であり総合商社です。『あそこに行けばなんかしてくれる!』と思われる存在でありたいですね。
コンサルのような高度な知識をアドバイスするだけの存在にはなりたくない。経理代行のような業務も行い、事業者が自分の事業に集中できる環境を整えることで、事業の成長をお手伝いしたいと思っています。『口だけ出すのではなく身体を入れる』サービスを提供していきます。もちろん、高難度な案件についても積極的にやっていきますよ。
Q:仕事を通して成長できますか?
ウチで働けば間違いなく成長できます。私が目指している事務所像は、独立したり他の会社でも戦力としてやっていける個人が自らの意思でウィズ総合事務所グループで働くことを選択した集団です。税理士等の士業であれば独立することもできる実力をつけてもらうこと、経理代行中心の業務であれば、大きな会社の経理部にも即戦力として入社できるぐらいの実力をつけてもらいたいと思っています。
Q:職場の雰囲気は?
SNSやHPでアットホームな写真がいっぱい出てきますが、常に和気あいあいとしているわけではありません。クライアントの大切なお金や人事にかかわる情報を扱っているのですから、仕事は集中してやらなければなりません。仕事量も多いので、日中は仕事に集中していて口数も少ないです。その反面、レクリエーション的なことは家族も含めて楽しく過ごす、メリハリの利いた組織だと思っています。
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