先輩インタビュー
先輩インタビュー
2022年入所
税理士
安川大祐
-Yasukawa Daisuke-
資格:税理士、日商簿記1級
業務:主に会計データの入力、確定申告書や相続税の申告書の作成をしています。クライアントを訪問して毎月の会計報告を行ったりもします。
38歳の男性です。去年の年末に結婚しました。大学を8年かけて卒業した後、29歳で初めて就職しました。就職先は福井市内で数教室を展開している塾でした。そこでは主に、高校生に数学を教えており、経理担当でもあったので、実は会計ソフトを使った仕訳入力なども若干やっていました。日商簿記3級は、塾勤めの時に取得し、塾の退職後、日商簿記2級、日商簿記1級とステップアップしていき、応募時(36歳)は税理士試験の簿記論と財務諸表論の受験後(結果はともに合格)でした。その会計科目の勉強時に消費税法も併せて学習していた(ただし受験はしなかった)ため、消費税法の知識も最低限ぐらいはありました。ただし前述の通り会計業界で働いたことはなかったので、実務経験は全くありませんでした。
Q:業務のやりがい・魅力・うれしかったことは?
ありきたりかもしれませんが、クライアントの役に立っているということ。前職の塾講師では、そもそも私が塾の必要性を感じていなかったこともあって、自分のやっていることにあまり意義を見出せていなかったため、特にそう思います。前職とは違って、今はやりがいを感じられています。
Q:仕事において心がけていること・大切にしていることは?
とにかく何事も速くすることを心がけています。山本先生からは「とにかく速けりゃいいってもんじゃない。品質を上げるように」と言われるので、そこが課題で改善しようとしています。クライアントから頼まれたことなどは、当たり前のことではあるのですが、即座に対応できることについては即座に対応するようにしています。
Q:仕事で大変だと感じたこと・失敗談は?
特に今からそうなると思うのですが、周りは私を税理士、つまり税務の専門家として見るということ。正直言うと、現時点では足りてない部分しかないですが、なんとか税理士としての期待に応えていきたいと思います。失敗談は多々ありますが、だいたいは申告や納付の期限がギリギリとなって生じたことが多いので、特に申告や納付については期限ギリギリにならないよう、早めに終わらせることを心がけるようにしています。
Q:入所にあたって不安だったことは?
前職が男しかいない職場だったため、女性が多い職場で女性とうまくやっていけるかということ。また、通常は36歳で転職となると即戦力を求められると思いますが、この年で未経験の業界で一からうまくやっていけるのかということ。
Q:入所してよかったこと・入社してから感じた事務所の魅力は?
入所後すぐは研修が多かったため、いきなり未経験の業務をやらされるのではなく、徐々に業務に慣れていけたので、前述の不安は解消されました。そこからは会計の練習の出来具合に応じて、会計入力さらには法人の決算申告など段階的に新たな業務に取り組ませてくれたのでよかったです。また、山本先生の超人ぶりがこの事務所の魅力だと思います。そんな人のもとで仕事できるなんて中々ないと思います。
Q:入所の理由・きっかけ・決め手は?
日商簿記1級の取得を目指している途中から、どうせなら税理士も取ろうという気になってきて、税理士登録するための実務経験のため、職を探す中で、できれば会計業界で働ければと思っていました。そう思っていたところ、ハローワークの求人で大野の会計事務所の募集を見つけ、応募したのがきっかけです。面接中は完全に落ちたと思ってましたが、なぜか採用と言われたため、もちろん入所することにしました。決め手も何も、私はこの事務所に採用されていなかったら職にありつけていたかどうかも怪しいです。
Q:思い描く将来・目標・夢は?
無事に税理士試験合格を果たしましたが、正直言って税理士にはまだまだ達していません。最低でも40歳までには、税理士としてクライアントにしっかりと向かい合い、そして税理士として頼ってもらえるような税理士になりたいと思っています。
Q:仕事を通して成長したと思えることは?
仕事ではなく、税理士試験に関することになるのですが、税理士になることは最終的にはもちろん自分のためだったわけですが、決して自分のためだけのために勉強していたわけではなかったかなと思います。これまで大学受験や簿記1級、独学での簿記論・財務諸表論など、自分が本気で勉強した時というのは、もちろん自分のためだけでしかなかったです。大学受験でさえ、「親のために」とすら思ったこともなかったですし。しかし、この事務所に就職してからの税理士試験の勉強については、直前期に私が勉強に集中するために、それを事務所の方々がカバーするという状況だったため、それに何も感じないわけにはいられませんでした。なんか変な言い方になるのですが、税理士試験に合格したことである種の期待に応えて、責任を果たした部分もあると思います。これから税理士として求められる期待に応えていくための前段階だったのかなと思えます。
Q:趣味・休日の過ごし方は?
基本寝てます。「遊びでリフレッシュ」という感覚が私にはないため、休日はなるべく家からも出ません。毎日自分の夕食は自分で作っており、お菓子なども作るため、料理が趣味と言えば趣味かもしれません。
Q:職場の雰囲気は?
結構似通った年齢で固まっているため、みんなとコミュニケーションがとりやすいと思います。また、全員が、最初から会計畑を歩んできたという人ではないので、様々な人がいておもしろいと思います。
Q:仕事と試験勉強の両立については?
1年目の昼休みは常に理論暗記してました。しかしある程度仕事を任されるようになると、どうしても仕事を早く終わらせたいという気持ちになるため、2年目は正直言うと両立できてなかったです。ある程度仕事に割く時間はここまでと決めて、勉強に割く時間を確保することが大事だと思います。あとは最後にどれだけ帳尻合わせできるかですね。
Q:座右の銘は?
無為自然。普通の人は、無為自然に生きるなんて無理だと思うので、座右の銘というよりは、理想とか憧れの類だと思います。
Q:どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?
日商簿記3級の学習がすんなりと進む人が向いていると思います。あとは、高校の時の数学のマーク模試で、100点を取ることを目指せていたような人も向いていると思います。
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