先輩インタビュー
先輩インタビュー
2025年入所
税理士補助
K.I
-K.I-
資格:日商簿記2級
業務:会計データ入力や給与計算・振込業務、その他庶務業務全般を行っています。
60代前半男性です。40年近く務めた前職を退職し自身を振り返った時、そのスキルや強みの無さに後悔しました。前職は営業系の仕事でしたので、ハローワークの職業訓練に参加し、ExcelやWordといったようなオフィスワークの基礎から勉強し直しました。
今考えればその時期に触れた2つの記事が会計業界を目指すきかっけなったのかもしれません。
Q:会計業界を目指すきっかけは?
その記事とは、日本の名目GDPがドイツに抜かれて4位に転落したこと、そして世界18か国・地域における成長意識調査で、勤務先以外で自身の成長を目的に行っている学習・自己啓発の割合が日本は最下位だっという記事です。ドイツと比べ就業人口や一人当りの労働時間から考えると日本人の生産性は低い、そしてその要因の一つは自身のスキルを上げる努力が不足しているからではないかと感じました。一見すると日本全体の大きな問題の記事でしたが、よくよく考えたら正に自分自身の問題と同じだな感じました。また職業訓練は平日6時間のスケジュールで、前職在職時に比べて格段に時間的余裕がありました。そこでこの4か月弱を無為に過ごすのではなく、新しい挑戦としてゼロから簿記3級・2級、FP3級・2級の資格取得を目指したことが会計業界を目指すきっかけとなりました。
Q:入所のきっかけ・理由・決めては?
最初に感じたのは経営理念が分かり易く具体的な表現で語られていて、事務所として目指したい姿や方向性、共有したい価値観が伝わるしっかりした会社だな感じたことです。またHPのスタッフ皆さんのインタビューや受験記を拝見する中で、若い人が目標をもって仕事に励んでいる環境で自分も刺激受けて頑張りたいという思いが強くなりました。正直自分には少しハードルが高すぎるかと思いましたが、働ける内は年齢を言い訳にせずやれることはやってみよう、どうせなら楽に逃げずに自分に負荷をかけてみようという思いがあったので思い切って応募しました。ただ、そもそもが採用されるとは全く思っていませんでした。
Q:入所にあたって不安だったことは?
業界未経験、(20代から40代中心の職場での)自身の年齢とITリテラシーの低さが大きな不安でした。特に3つ目は採用のミスマッチが起こらないように面接時にしっかりIT音痴をアピールしたつもりだったので採用が決まった時はびっくりしましたし、まさか謙遜にとられたかと非常に不安になりました。
Q:入社してから感じた事務所の魅力は?
人材の充実こそが良いサービスを生み出す源泉の言葉通り、人への投資に手厚い事務所だなというのが一番の魅力だと思います。試験や資格取得に向けてのサポートはもとより就業環境の整備や福利厚生など手厚い支援が感じられます。(実際40年間の中でここまで機能的で疲れない高価な椅子で仕事するのは初めてです。) また多様な職歴のメンバーが集まった職場で、個々の能力や意欲が高いだけでなく、協調性やコミュニケーション力も高い人ばかりなので、年齢や性別・属性を気にせず働ける気さくな職場なのも魅力だと思います。
Q:仕事において心がけていること・大切にしていることは?
給与計算も振込業務もお客様にとって大切なお金を扱う業務なので、常に緊張感をもって正確に行うことを心掛けています。あと仕事は多くの人が関わって繋がって行われているものなので、常に「前工程は神様、後工程はお客様」の意識を心がけています。今は周りの人のサポートに助けられる場面が多く感謝しかありませんが、今後は自分の仕事が周りに感謝されるような事例を増やせて行けたらと思っています。
Q:座右の銘は?
「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」という言葉です。運命や人生という大きなものを変えるには、目の前の小さな1つ1つの事に対する考え方や取り組み方が大切なことだと思っています。
Q:思い描く将来・目標・夢は?
昨年末待望の初孫が誕生しました。爺バカかもしれませんが大変利発な子に見えます。この子が将来いろんな可能性を広げるサポートができるよう、まずは自分の知識や経験を積み上げることが大事と思っています。
Q:座右の銘は?
「どう生きるかは自分次第」
何をするにもたった一度きりの自分の人生なので、自己責任ですから、自分でやると言ったならやる。
Q:どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?
まずはお客様相手の仕事なので、人に喜んでもらうことが好きな人が向いていると思います。もう一つは一歩一歩でも堅実な努力を継続できる人だと思います。