こんにちは。畑です。
前回のブログでは、今年の試験の自己採点結果とリアルな心境について書かせていただきました。 今回は少し視点を変えて、直前期のラストスパートでやってよかったと思う勉強方法を書いていきます!
消費税法3回目の受験ということもあり、どうしたら合格できるのか色々考えながら勉強していました。同じ受験生の方の参考になれば嬉しいです(^^)
計算:基礎に立ち返る

消費税法2年目の時は、「一通りの内容は頭に入っているから」と個別問題はあまり解かず、総合問題に全振りしていましたが、3年目の今回はあえて個別問題に立ち返り、基礎力の底上げを図りました。
6月から全論点を1周解き、間違えた問題や悩んだ問題だけを2周目、3周目…と繰り返し、完璧に解けるようになったものから外していく形で行いました。(合併・分割の納税義務や中間申告などは、結局試験前日まで解いていました。)
この徹底的な基礎固めにより、計算問題の実力が確実に伸びたと思います。計算の苦手論点がなくなっただけでなく、総合問題を解くスピードが上がりました。 昨年までは点数は取れていても最後まで解ききれないことが多かったのですが、今年は難易度BやCの総合問題でも、設定時間内に解き切れることが多くなりました。
◆ 苦手だった「国等の特例」が好きに!
計算でもう一つ工夫したのは、「国等の特例(特定収入)」の克服です。これまでは「特定収入」が何かを文字面だけを覚えようとしていたのですが、「特定収入」の具体例、「非特定収入」の具体例の両方に意識を向けたら理解できてきたように思います。特に、特定収入の条件である「資産の譲渡等の対価以外の収入」から除かれる「補助金のうち特定支出のためのみに使用することとされている収入」は、文字だけ見ていても全然頭に入らず…。具体例を調べて「人件費のための補助金」「利子補給金」「土地購入のための補助金」と分かれば問題でも解けるようになりました。国等の計算は好きになったので、本試験で出てほしいと思っていました。笑
◆ 他校の模試で「初見力」を鍛える
直前期は事務所から支給していただいたTACの教材(直前対策講座、個別計算問題集、総合計算問題集)をメインに勉強していましたが、2年間でTACの問題の言い回しに慣れてきていると感じたため、本試験の独特の表現に対応するため、直前期には大原の「模擬試験パック(総合問題4回+全国模試1回)」を追加で購入しました。若干の解きづらさや初見の問題に触れることで、本試験の感覚を呼び起こす良いスパイスになりました!
理論:GWゼミの活用と、怪しい?暗記法

理論の暗記とアウトプットにも、今年は新しい風を入れました。
◆ TACの「GW集中ゼミ」で解答の型を知る
今年初めてTACのGW集中ゼミに申し込みました。テキストには出題タイプごとの例題がまとまっており、解答例も「記述不足」「概ね良い」「完璧」の3パターンが示されていました。 これによって「時間がない時に、最低限どこを書けば点数になるのか」を知ることができたのが本当に大きかったです。GWゼミの問題集は全体を3周、苦手なところはさらに解き直し、寝る前にも眺めて「必要な回答をまとめる力」を鍛えました。
◆ ジムでの「ぶつぶつウォーキング暗記」
理論暗記の思い出しスピードを上げるには、とにかく反復しかないと思いました。私は体を動かしている時が一番暗記がはかどるタイプなのですが、外を歩きながらブツブツ言うのは人や車にぶつかりそうで危なく、何より不審者ですよね…。 そこで今年開拓したのが、「ジムのランニングマシーンで歩きながら、イヤフォンで音声を聞き、ぶつぶつつぶやく」という方法です。 ジムなら安全ですし、集中力も格段にアップしました。朝早めの人が少ない時間帯を狙って行っていましたが、それでも若干怖い人だったかもしれません。つぶやくと言ってもほぼ口パクレベルなので大丈夫だったと信じています。笑 受験生に周りの目を気にしている余裕はありませんよね!
この他に、出題されそうな国税庁のインボイスに関するQ&Aにも一通り目を通し、該当箇所を印刷して理論マスターに挟み、頻繁に確認するようにしていました。
8月の直前期スケジュール(試験4日前〜当日)
最後に、試験直前(8月1日〜試験当日)のリアルなスケジュールを記載します。 いかに集中力を切らさず、最後まで脳に叩き込むかを意識して過ごしていました。
■ 8月1日(土)・2日(日)
- 8:30~10:00 歩きながら理論暗記(ジム)
- 11:00~12:00 理論暗記の続き(家)
- 12:30~14:00 理論暗記の続き(事務所)
- 14:00~16:30 総合演習問題(復習まで) または 総復習
- 16:30~18:00 総合計算問題(復習まで)
- 20:30~22:30 GWゼミテキスト確認 または 理論の最終チェック
💡 工夫したポイント: 理論暗記は同じ場所にいると1時間半くらいで限界が来るため、意図的に場所を変えることで集中力をリセットしていました。土日でも事務所を勉強部屋として使わせていただける環境には、本当に感謝しかありません!
■ 8月3日(月)※試験前日
- 9:00~14:00 理論暗唱・過去の演習の理論問題確認(事務所にて)
- 14:00~15:30 個別計算問題(合併・分割・合併中間)、GWゼミテキスト確認
- 15:30~18:00 総合演習問題(復習まで)
- 20:30~22:30 GWゼミテキスト確認
💡 工夫したポイント: 試験前日はお休みをいただき、朝から事務所でがっつり最終調整しました。混同しがちな合併・分割の個別問題は前日までしつこく解いて感覚を維持しました。
■ 8月4日(火)※試験当日!!
- 8:00 起床・朝ごはん
- 9:00~10:00 総合計算問題
- 10:00~12:00 過去の演習の解答を確認、理論ドクター確認
- 12:00~13:00 理論聞きながら身支度
- 13:00~14:30 会場へ移動(休憩・食事)
- 14:30~15:00 理論最終確認
- 15:30 本番!!
💡 工夫したポイント: 本番は午後からでしたが、朝イチで総合計算問題を解いて試験モードに頭を切り替えました。身支度中も移動中もひたすら理論の音声を聞き続け、最後の1秒まで足掻きました。直前は、脳を休めたほうが良いと思い、ぼーっとしたり、周りの受験生を観察したりもしていました。比較的落ち着いた状態で試験を迎えられたと思います。
このような形で、自分なりの工夫と周りの温かいサポートのおかげで、今年の直前期は今までで一番悔いのないラストスパートを切ることができました。税理士試験を受け始めた時と比べると、プレッシャーが大きくなっていたり、受かり切れない悔しさを知ったりと、試験への不安や怖さが大きくなっていくような気がします。1年目に簿記論を受けたときは、税理士試験の難しさもあまり理解しておらず、怖いもの知らずで自信満々で受験していたなぁと今振り返ると思います。最後は気持ち、メンタルが合格を左右しますよね。前日にどんなに完璧な状態でも、本番で緊張して実力を出し切れなかったら本末転倒です。1年目のときの気持ちを忘れずに本番に臨みたいですね…。
次回は、試験後の「リフレッシュ方法と今後の計画」について書きたいと思います。勉強から解放された私の休日をお届けしますので、ぜひお楽しみに(^^)