こんにちは。2025年に新卒で入社した、ヒカリ(ペンネーム)です。
今年の税理士試験は熊本会場の受験生を除いて、いったん幕を閉じましたね。
受験した全国の皆さま、お疲れ様でした!熊本会場の受験生、大変な状況と思いますが、応援しています🔥
前回は、今年度受験に向けた4月時点の勉強の進捗状況をお伝えしました。
まだ読んでいない方はよろしければ下記リンクからご覧ください。
【税理士受験記】神奈川から福井に移住して税理士になるまで⑨
今回は、4月からの直前期をどう過ごしたのか、受験する科目を1つ減らしたこと、
そして6月に私が決めたことをお話したいと思います。
働きながら複数科目を受験しようか迷われている方の、判断材料になれば嬉しいです。
4月の宣言のその後/GW明け、消費税法を諦めました
前回のブログで、4月中に消費税法の講義スケジュールに追いつくと宣言しました。
結論、追いつけませんでした。4月が終わった時点で、テキストは3冊目の途中で止まっていました。
勉強会で宣言した週は、なんとか25時間確保して達成できたのですが、そのペース以上で追い上げる必要があるのに2週目、3週目と続けていくことができませんでした。
簿記論は、宣言どおりGW明けから再開しました。再開して最初に解いた総合問題が、50点満点で25点くらいでした。本来なら40点は安定して取れていないといけない時期です。あるべき姿から大きく乖離していて、かなり焦りました。
そこで、本試験までに自分に残っている時間と、簿記論・消費税法それぞれの合格に必要な勉強時間を、あらためて計算し直しました。出た答えは、両方狙い続けたら、どちらも勉強時間が足りず合格ラインに届かない、でした。
消費税法をやめて、簿記論1本に絞ることにしました。
決めた直後は、正直少しだけ楽になりました。でも同時に、ずっともやもやしていました。
それでも、2科目を同時に追いかけるのは今の自分のキャパシティに見合っていないと思い、決断しました。
全国公開模試は、2科目とも受験
6月、TACの全国公開模試を去年同様、大阪の梅田校まで受けに行きました。
勉強は簿記論に絞っていましたが、消費税も申し込みどおり受けました。
簿記論に絞った以上、消費税の模試を受験することで消費税の合格に近づくことは無いのですが、
受講料を援助いただいていましたし、2科目申し込んだ自分の決断に、責任を持ちたかったからです。
合格までにどれくらい実力が足りていないのか、
本試験と同じ環境で受けて、現状の立ち位置を知っておこうと思いました。
肝心の成績はというと… 結果はこちらです。
簿記論:合計44点(平均42.9点、上位48.2%、1710位/3550人)
– 第一問 12点(上位35.8%、判定B)
– 第二問 5点(上位68.9%、判定C)
– 第三問 27点(上位41.5%、判定B)
– 合格可能性:C(20~49%)
消費税:合計3点(平均25.8点、上位96.4%、1858位/1927人)
– 第一問 3点/第二問 0点
– 合格可能性:D(20%未満)
消費税法は3点でした。勉強を途中でやめた科目とはいえ、部分点すら取れませんでした。
晒すのも申し訳ないくらいの数字ですが、立ち位置としてこれも今年の記録として載せます。
簿記論は、平均点を1点ちょっと上回っただけで、上位48.2%。
第二問については上位68.9%で判定C、ここだけ明らかに沈んでいます。

ちなみに模試の帰りは、去年先生と畑さんと行った串カツ屋さんに受験生3人で行きました。
夜ご飯代までいただき、ありがとうございました。ごちそうさまでした。

6月、勉強に身が入らなくなって
6月が、精神面で今年いちばんしんどい月でした。
直前期に入ったというのに、ずっと実務と勉強の両立がままならなくて、理想と現実のギャップに完全にやられてしまいました。そんな中で自分は本当に税理士になりたいのか、、、。そこまで揺らいでしまって、頭の中がぐちゃぐちゃになりました。6月はほとんど勉強に身が入りませんでした。
今思うと入社前の私は、働きながら勉強することをかなり楽観視していました。学生時代や専念していたときは、自分の使える時間をそのまま勉強に充てられましたし、体力も気持ちも整えてから机に向かうことができました。でも社会人になると、仕事で疲れていようが、一人暮らしでやることを抱えていようが、やらなければいけないことは変わりません。
2年目の理想の自分は、仕事とプライベートに折り合いをつけて勉強の時間を自分で決め、自分自身との約束も守れて、誘惑にも負けない。そんな自分になれると思っていました。いざやってみたら、できない理由を探してばかりで、言い訳していました。
いま振り返っていちばんよくなかったと思うのは、繁忙期や繁忙期明けに、遅れながらでも早めに動いて少しずつ取り戻せばよかったのに、「このままやっても間に合わない」と自分で自分に蓋をして、限界を決めつけてしまったことです。完璧主義なところがあるので、計画を達成できなかっただけで自分に嫌気がさして、そこから動けなくなりました。
足りなかったのは時間ではなかった
じゃあ何が足りなかったのか。足りなかったのは、「何が何でも消費税と簿記論2科目とも受かる」という気持ちとそれを行動で表す姿勢だったと思います。
その気持ちをただ持つ、口にする、だけじゃなくて行動に表せていれば、計画が倒れても、勉強できない日が続いても、何度でも練り直して、また机に向かっていたはずなんです。私にはその必死さが、全然足りていませんでした。
そして、その必死さがどうして出てこなかったのかを考えていくと、行き着いたのは勉強の話ではありませんでした。
社会人1年目、実務でも要領よくできないことばかりでした。できないなら素直に認めて一つずつ成長すればいいのに、自分をよく見せたい一心で言い訳が先に出て、それが悪循環になっていました。勉強が進まなかったことと、仕事ができなかったことは、同じ根っこから出ていました。
実務をまずは着実に
そうやって悩んでいた時期に、役員の方と山本先生からいただいたアドバイスが、私の考え方を変えました。
それまで私は、道は一つしかない、壁は絶対に乗り越えないといけない、と思っていました。今年落ちたら来年も受ける。それしかないと思っていました。
でも、そうではないと教わりました。例えるとしたら縦にも横に長い壁の、途切れたところからその壁を越える形でもいい。回り道がある。そういう考え方があることを思い知りました。
自分がいかに視野を狭くして、一本道しかないと思い込んでいたのか。。もっと柔軟に考えてみようと思いました。
そして6月の終わり、来年は税理士試験の受験をせず、実務に専念すると自分で決めました。決めたあと、先生との面談の場で自分の口から伝えました。今年の税理士試験は支援制度を使わせていただき、簿記論をやりきることにしました。
これは私の中では、撤退ではなく「選び直し」です。詳しくはこれからのブログで書きますが、まずは仕事を一人前にできるようになる。順番を入れ替える、という決断でした。
ただ、今年の本試験はまだ残っています。来年は受けないと決めた以上、今年が受験から離れる前の最後の1回です。
次回は、その最後の1回に、どう臨んだのかをお話したいと思います。