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【全経上級受験記 #2】税法受験資格獲得のために

スタッフブログ

公開日: 2026年3月6日

更新日: 2026年3月3日

中澤

こんにちは。25年10月に中途で入社した中澤です。
全く違う業種から働きながら税理士を目指すため、弊所に就職しました。
このブログでは、私が税理士試験に合格するまでの受験記録として、税理士受験生や資格勉強されている方のモチベーションアップなど、お役に立てたら嬉しいです!

いざ試験会場へ!周りは猛者ばかり!?  

試験当日。試験は午後13時からだったので前泊する必要もなく、朝7時ごろに起きました。ただ、試験会場の富山までは電車での移動だったので、少し大変でした。税理士試験の時は緊張で全く寝られなかったのですが、今回の全経上級は普通にぐっすり眠れました(笑)。 

当日の朝は、理論のテキストをざっと回し、不安だった標準原価計算と工程別原価計算の復習をする程度。がっつりと問題を解くことはしませんでした。 試験会場は資格の大原 富山校でした。全経上級は受験者数も少ないと聞いていたので、10人もいれば多い方だろうと思っていたのですが、いざ教室に入ると約40人もいて驚きました! 大原の専門学校生が半分、一般の受験生が半分といった様子でした。周りの方の教材を見ていると、CPA(公認会計士講座)や日商簿記1級の教材を持っている方が多く、「税理士試験とはまた違ったレベルの高さだ……」と怯えながら試験に挑みました。 

前半戦:商業簿記・財務会計での波乱

1科目目は、商業簿記と財務会計です。簿記論・財務諸表論には合格しているため、連結さえ難しい論点が出なければ難なく解けると思っていましたが、現実は甘くありませんでした。 

まず商業簿記の大問1、収益認識(工事完成基準・工事進行基準)の問題でいきなり頭が真っ白に。小問が5つありましたが、簿記論で習った収益認識の解き方が通用したのは1問だけでした。「今まで学んできた収益認識の知識は何だったのか?」と問われるような問題で、とにかく感覚で解き進めました。全経上級は小問1つにつき6~10点の配点があるため、「かなり致命的なミスをしてしまったかもしれない」と焦りました。 大問2は一般的な総勘定元帳の作成だったため、全くミスすることなく解ききることができました。(過去問の中でも一番簡単なレベルでした!) 

財務会計の大問1は定番の理論問題です。「10問中半分が○」というセオリーがあるため、5つの「×」を探すという内容でした。微妙に覚えていない箇所からの出題もありましたが、自信のないところは「○」、確実に違うところは「×」という戦略で解きました。  

大問2は、有価証券の保有区分の変更による理論問題。見た瞬間、「去年の財務諸表論より難しくて捨て問ではないのか…」と思ってしまったほどです。「全経上級の合格者はここまで仕上げないといけないのか?」と思いつつ、簿記論で解いてきた仕訳を思い出しながら、感覚を頼りに解答しました。 

 大問3は、連結の株主持分に関する問題。ここは直前2日間で叩き込んだ連結の知識が大いに活き、しっかり解ききることができました。 

こんな感じで、商業簿記・財務会計は終了。体感としては、「収益認識さえ噛み合っていればボーダーは超えたな」という手応えがあったので、気持ちを切り替えて次の科目へ向かいました。 

後半戦:鬼門の原価計算 ・管理会計 

2科目目は、原価計算と管理会計です。ここが一番のネックで、全く自信がなかったためすごく心配でした。 

原価計算の大問1は、連産品と副産物についての問題。最初は数字がきれいに繋がり、難なく解けそうだと思ったのですが、問4以降は何を言っているのか分からなさ過ぎて、一旦飛ばすことに(笑)。  

大問2は労務費の論点でした。なんと、ネットスクールの直前模試と全く同じと言っていいほど的中していてビビりました!ただここで、「賃金に諸手当を含めるか否か」で迷ってしまいました。これが原価計算の嫌なところです。最初の判断を1つ間違えると、あとの問題もすべて間違えてしまうため、自分の記憶の限りを絞り出して解答しました。 

原価計算の大問1は、CVP分析で損益分岐点を求める問題。ここは得意分野だったので、小問5以外はほぼ解ききれて波に乗れました。  

大問2もABC(活動基準原価計算)の分野で、計算ミスさえなければ余裕の問題でした。 ただ、どうしても原価計算・工業簿記への不安を拭いきれないまま、試験終了の時間を迎えました。 

解答速報とまさかの結末 

18時までにネットスクールの解答速報が出たので、すぐに自己採点をしました。 

結果は…はい。原価計算が足切りで落ちました。(全経上級は1科目でも40点以下があると足切り不合格になります) 

原価計算の解答速報が一番最後に出たため、それ以外の科目で点数調整も含めてボーダーに乗っていただけに、とても期待してしまっていました。しかし、原価計算の自己採点をしたところ、問1から間違っていたため、その後の記憶があまりありません(笑)。 これが原価計算の本当に怖いところです。問1の解答数字をもとに次の計算をしていくため、最初のアプローチを間違えると芋づる式に全滅してしまいます。 

次なる目標へ向けて

まさか足切り確定で、今年の税理士試験(税法科目)を受験できないことになったので、あまりにも悔しいです。 ただ、現実はしっかり受け止めます。全経上級に落ちているくらいでは、消費税法には受からないという戒めにもなりました。同時に、「まだ簿記の勉強をやり続けなければならないのか」と嫌気も差しました(正直、簿記だけの勉強にはそろそろ飽きてきました)。 

前日に有休をいただいたり、定時以降から勉強させていただいたりと、繁忙期の中でも勉強時間を確保してくださった職場の皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいですが、同時に申し訳ない気持ちです。  

ひとまずは今の繁忙期を乗り越え、余裕が出てきたら勉強を再開しようと思います。次の目標は、6月の日商簿記1級!早めに苦手論点を克服できるよう、講義の復習からしっかりやり直したいと思います。 

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プロフィール

税理士を目指すために脱サラ。8か月間勉強に専念後、25年10月に入社。
趣味は服とバスケと音楽です!特に音楽はサカナクション、Suchmosです!

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