こんにちは。25年10月に中途で入社した中澤です。
全く違う業種から働きながら税理士を目指すため、弊所に就職しました。
このブログでは、私が税理士試験に合格するまでの受験記録として、税理士受験生や資格勉強されている方のモチベーションアップなど、お役に立てたら嬉しいです!
受講コースの概要と初期の学習状況
私は大原の**簿財初学者短期一発合格コース(映像通学)**を受講しました。福井駅前にある大原のPC教室から映像講義を視聴する形式でした。
受講期間は以下のような流れで進みました。
・基礎期(1月~4月): 週4回の講義でインプット中心+3週間に1回の確認テスト
・応用期(5月): これまでの基礎的な学習の総復習+週1回の実力判定公開模擬試験
・直前期(6月~8月): 応用問題を含めた模試+過去問題集+試験委員対策の講義
1月からの基礎期は、簿記2級を直前まで学習していた土台があったため、1日5〜6時間程度の学習にとどめ、それほど追い込みませんでした。(この時点での大原全体での順位は上位30%前後でした。)
しかし、この時期、簿記論の計算問題よりも理論暗記がとにかく苦手で、暗記時間は1日わずか30分程度しか確保していませんでした。この理論軽視が、後の直前期に大きな後悔となって響くことになります。
【危機感!理論の壁と応用期での挫折】
危機感を感じたのはGW明けの応用期からでした。
簿記論と財務諸表論を同時受験していたため、模試が週2回に増え、試験範囲の理論暗記の量が急激に膨れ上がったのです。基礎期に計算重視でアウトプットを行っていたツケで、理論暗記が全くできていないことが露呈しました。
また、簿記論も「これくらいは解けないと合格できない」と先生が言われた問題も解けることがなかったです。
その結果、応用期の模試の結果は、簿記論が上位30%、財務諸表論が35%でした。先生から「上位30%までに入っていれば合格ラインに立てる」と聞いていたため、焦りと不安を感じました。(受験専念している以上、人より勉強時間が足りないはずがない、というプレッシャーもありました。)
【専念時代の勉強スケジュールと「理論散歩」】


この結果をきっかけに、私の勉強時間は一気に増えました。
| 時間帯 | 内容 | 平均学習時間 |
| 9:00~10:00 | 理論暗記(前日の復習分) | 1時間 |
| 10:00~12:00 | 簿記論 過去問や模試のアウトプット | 2時間 |
| 13:00~14:00 | 理論暗記(新規分) | 1時間 |
| 14:00~16:00 | 財務諸表論 過去問や模試のアウトプット | 2時間 |
| 16:00~17:00 | 理論散歩(新規分+苦手部分の再暗記) | 1時間 |
| 18:00~19:00 | ミスノート作成・復習 | 1時間 |
このリズムを8月の本試験まで貫きました。(一日平均8時間)
ポイントは、計算→暗記→計算→暗記と、アウトプットとインプットを交互に増やした「サンドイッチ方式」です。暗記は何時間も続けてできるものではないため、このやり方が私には非常に合っていました。
そして、夕方、本気で勉強が嫌になる時間帯が来ると、私は理論暗記の本を持って散歩に出かけました。これが噂の「理論散歩」です(笑)。自習室で声を出すことができない中、歩きながら頭を冷やし、リフレッシュを図る唯一の時間でした。声に出せない分、集中して読み込むことで意外と暗記が進み、効果は絶大だと感じています。
応用期:初めての外部模試と予想外の躍進
【全国統一模擬試験への挑戦】
5月、6月と月の勉強時間が200時間を超えてきたところで、TACの全国統一模擬試験が行われました。映像通学の私にとっては、周りに多くの受験生がいる状況で受ける初めての模試です。
当時の大原のカリキュラムではまだ本格的な応用問題は解いていなかったため、「基礎的な問題だけは確実に解き切る」「周りの受験生がいる状況に飲まれない」という意識で臨みました。
試験終了後は、「なんとなくできた気がするし、できなかった気もする」という、手ごたえがまったくない状態でした(笑)。ただ、この結果を受けて、これから応用問題を解き進め、合格確実ラインである上位10%まで一気に追い付こうという気持ちでいっぱいでした。
【想像を遥かに超える結果と変化】
そんな中で返却された模試の結果がこちらです。

想像を遥かに超える結果に、逆に怖くなりました。目標は上位30%に入れたら十分、と思っていたからです。特に簿記論の問2はすべて記号問題だったこともあり、運で得点できた部分が多かっただろう、と冷静に自己分析しました。
しかし、この結果は私にとって大きなターニングポイントとなりました。
「この順位を下回らないように模試を受け続けよう!」
ここからは強い自信と使命感を持って模試を受け続けました。その結果、簿記論は上位10%をキープできるようになり、連結と特殊商品売買という分野を除いては、どんな問題が出題されても解けるくらいの絶対的な自信が付きました。財務諸表論も理論暗記が徐々に定着したことで、順位を上げていくことができました。
次章では、いよいよ本番。税理士試験の当日について、緊張感とともにお話ししたいと思います。