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【税理士受験記】20代女性税理士を目指して⑬

スタッフブログ

公開日: 2025年12月2日

更新日: 2025年12月1日

畑允子

こんにちは。畑です。
つい先日の11/28に第75回税理士試験の合格発表がありましたね…!
合格された皆さん、おめでとうございます‼(^^)
惜しくも合格とならなかった皆さんもお疲れ様でした。来年の試験に向けてゆっくと気持ちを休めて、また来年共に戦いましょう!🔥
今回のブログは内容が少し飛びますが、試験の結果についてです!

前回までのブログはこちら

自己採点

 前回の勉強方法から話題が変わりますが、2025年の税理士試験の合格発表を受けてのタイムリーな内容をということで、自己採点結果と合否を書いていこうと思います。

 前年と同様に、今年も試験日前日に金沢のホテルへ向かいました。山本先生が受験時に宿泊して合格したという縁起の良いお宿に3度目の宿泊をさせていただきました。ありがたいです。快適なお部屋で前日に見返すと決めていた内容を見返して22時ごろには布団に入ったのですが、ソワソワしてなかなか寝付けませんでした(^^) 一旦寝るのは諦めて、消費税の理論マスターを見ていると自然と寝ていました。0時頃には寝ていたかなと思います。
 試験当日は、7時ごろに起きて朝食や身支度をした後、8時~11時頃まで財表・消費税ともに最終確認をし、11時にホテルをチェックアウトして会場に向かいました。財務諸表論も消費税法も午後からの試験なので、11時まで滞在可能なホテルだったのがとても助かりました。

昨年勉強用のライトを借りたら、今年は初めから設置していただいていました。素敵なホテルです✨
過去3回毎年朝食に食べているスペシャルオムレツ

 試験前日と当日に見返した内容は、下記の通りです。
【財務諸表論】
 前日:ポイントチェックを1周、これまで解いた演習問題の解答すべてに目を通す
 当日:計算の演習問題を1題解いて頭のスイッチをON、試験開始直前にミスノートに目を通す
【消費税法】
 前日:理論マスターを1周・Goodnotesにまとめていた重要論点(覚えにくい論点を足していったら全部で128ページになっていました💦)・これまで解いた演習問題の解答すべてに目を通す
 当日:計算問題の解答パターンの復習、試験開始直前にミスノートに目を通す

 試験当日は、3年目の受験ということもありやるべきことを落ち着いて行えたと思います。11時にホテルをチェックアウトして、おにぎり1つとブドウ糖ゼリーを2つ買って会場に向かいました。財務諸表論の受験前におにぎりとブドウ糖ゼリーを食べ、消費税法の試験直前にもまたブドウ糖ゼリーを食べました。体調は万全で試験に臨めました。
 財務諸表論は、理論→計算の順に解きました。昨年の理論はペンが全く進まなかったので、また全然かけなかったらどうしよう…という不安がありました。今年はポイントチェックにのっているような基本的な理論がほとんどだったのでほっとしながら解き進めました。一部自信のない記述もありましたが、3/4以上を自信をもって回答できました。そして計算も、ペンが止まることなく解き進められ、法人税等調整額や純利益以外の箇所を回答できました。すらすらと解けすぎて1つのミスが命取りになるぞ!というこれまでとは違う不安が押し寄せてきました。いつも以上に問題をよく読んでミスしないことに注力しました。
 消費税法は、計算→理論の順に解きました。計算は70分かけましたが、仕入税額控除の振り分けに時間がかかり、変動や調整の問題に十分な時間を割くことができませんでした。変動・調整は調整対象固定資産や居住用賃貸建物の判定の回答がやっとでした。理論は残りの50分で解いていきましたが、こちらも時間が足りませんでした。すべて結論は合わせられたのですが、根拠となる理論を書き切れませんでした。試験が終わってすぐに理論の思い出しのスピードと書くスピードが足りないなと感じました。
 そして、試験の数日後各予備校の解答速報が出てすぐに自己採点を行いました。 結果は下記の通りです。

【財務諸表論】

  TAC:85点(第一問:16/25、第二問:25/25、第三問:44/50)(ボーダー:75~84点)
 大原:83点(第一問:14/25、第二問:25/25、第三問:44/50)(ボーダー:63点前後)

【消費税法】

  TAC:65点前後(第一問:31/50、第二問:34/50)(ボーダー:70点前後)
 大原:65点前後(第一問:32/50、第二問:33/50)(ボーダー:74点前後)

 財務諸表論は合格確実ボーダーを超えられていたので、今年は確実に合格できていると希望が持てました。消費税法は、昨年は自己採点で60点を超えられていなかったので、65点前後ある今年は可能性があるかも…!と思ったのですが、ボーダーが70点超と高く淡い期待は儚く散りました。中々合格しきれず、来年受けてもまた受かれないんじゃないかとネガティブな気持ちになりました。
 なにはともあれ合格発表までは4か月ほどあるので、まずはお休みをいただいていた分の業務を少しでも取り戻せるようにと仕事に励みました。仕事に集中していると、税理士試験の合否のことを考えなくて済むので助かりました(^^)

合格発表

 合格発表の11/28は、弊所の毎月恒例の月末研修の日でした。月末研修開始直前に、国税庁のHPで合否を確認しました。今年は事務所内で3名受験生がいたのですが、半月前くらいから3人で「もう少しですね」「怖いですね」と言い合いながらソワソワしていました。笑

結果は、
財務諸表論:合格
消費税法:不合格

財務諸表論は各予備校の合格確実ラインを超えていたので、合格している自信がありましたが、回答欄のミスなど何があるか分からないので、自分の受験番号があってほっとしました。

月末研修時には、スタッフみんなでランチが恒例となっており、合格発表の日もみんなで事務所の近くのお好み焼き屋さんにランチに行きました。そこで、スタッフの皆さんに税理士試験結果の報告をさせていただきました。

大野市のお好み焼き屋さんにて


消費税法は、自己採点の時点で今年も合格は難しいだろうなと思って覚悟していたつもりだったのですが、いざ山本先生を初めとしたスタッフの皆さんを目の前に報告すると、色々な感情が込み上げてきて涙が出てしまいました…💦 2年連続で不合格となった悔しさ、たくさんサポートをいただいたのに今年も受かりきれなかった申し訳なさが大きかったですが、合格を報告しているときのスタッフの皆さんの雰囲気にも気持ちがいっぱいになりました。合否に関わらず、税理士試験に挑んだ私たちの合格発表を温かく見守ってくださり、「よく頑張ったね」「受験していることがすごいことだよ」と声をかけてくださいました。本当に恵まれた環境で仕事と勉強をさせていただいているなと改めて実感しました。来年こそ皆さんに合格の報告ができるよう気を引き締めて勉強しようと思いましたし、仕事で少しでもお返しできるよう日々の業務に取り組んでいこうと思いました。

 また、山本先生からも温かいお言葉をいただきました。税理士試験の合否は通過点に過ぎず、大事なのは税理士になってから身に着けた知識をクライアントのためにどう生かしていくか。税理士となってすぐに活躍できるよう、今は焦らず地道に確かな知識と実務力を身につける努力をしていこうと思います。

次回に続く

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プロフィール

地元大野で税理士目指して勉強中。山海川…自然と食が大好きです!のびのびと育ててもらった大野のために自分ができることを見つけてトライしていきたいと思っています。

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