こんにちは。2025年4月に新卒で入社した、ヒカリ(ペンネーム)です。
神奈川から福井に移住して、働きながら税理士を目指して勉強中です。
前回は、税理士試験2年目の本試験前までをお伝えしました。
まだ読んでいない方はよろしければ下記リンクからご覧ください。
今回は、税理士試験2年目とその結果をお話したいと思います。
税理士試験に専念している方、働きながら受験するか迷われている方などの参考になれば嬉しいです。
2年目の試験当日

そして2年目の本試験の日がやってきました。1年目と会場は同じく東京の江古田の武蔵大学でした。同じ会場、前泊のホテルも同じ、去年本試験を経験しているのもあり、1年目よりは本番までのイメージが掴めていました。とはいえ、毎回本試験前は緊張であまり眠れませんでした。
会場に到着し、受験番号と受験場所の確認をすると、1年目とは別の建物・教室でした。1年目は古めの講義室、椅子と机が床に固定されていて動かせないタイプでしたが、2年目は綺麗な講義室で、1年目よりも広く、机も大きな長机・椅子も動かせました。運のよいことに(?) 隣の人は試験を欠席したようで、机を1人で気を遣わずに使えました。
ついに試験が始まります。簿記論で問題の素読みから始めました。当時の脳内実況を文字に起こすと。。。
第一問…退職給付会計の簿記処理のプロセス!?穴埋めで埋められるところを埋めていこう。連結包括利益計算書!?後回しだな~。
第二問…資産除去債務と、セール・アンド・リースバック、減価償却方法の変更か、第一問よりは解きやすそう。問2は…ん?自己新株予約権!?わからん!!問1が先かな…
第三問…後T/B作成か。オーソドックスだから確実に解けるところは埋めていこう。
といった感じでした。そこからは第三問→第二問→第一問で解き進めていきました。だいたい70分→30分→20分ぐらいの配分だったと思います。
お昼を挟んで財務諸表論です。お昼はカロリーメイトやウィダーinゼリー、ラムネを食べていました。また当時の素読みを文字に起こしてみます。
第一問…概フレ、棚卸資産、ベタ書き、穴埋めもあるから埋めていかないと。
第二問…しゃ、社債発行差金!?ちょっと何言っているかわからない…。のれん、埋めないと…。
第三問…製造業っぽい問題だ、正誤表で按分の箇所あったし。しかもめっちゃボリュームあるな。。。焦る。。。
といった感じでした。第三問→第一問→第二問で解き進めて、第三問で90分くらい使ってしまった気がします。の割に全然自信を持って埋められなかったのと、理論でここは正解狙わないと!という負ののれんと取得原価基準のベタ書き、書けませんでした。。。理論の詰め方が2年目もまだまだ甘かったです。
自己採点とその結果・・・
2年目はネットスクールと大原の予想得点の記録が残っていました。これまたあまり晒せるような結果ではないのですが公開します。
簿記論(NS):第一問13点、第二問8点、第三問15点→合計36点、ボーダー60点
(大原):合計36点、ボーダー52点
財務諸表論(NS):第一問9点、第二問2点、第三問25点→合計36点、ボーダー52点
(大原):合計36点、ボーダー49点
2年目も2科目ともボーダーラインを下回ってしまいました。
結果:簿記論・財務諸表論ともに不合格

2年目も両方とも落ちてしまいました。2年目は、1年目よりは基礎を固められたものの、まだまだ理論の暗記精度も低く、問題の取捨選択も時間配分もうまくできていませんでした。
弊所に入ってから問題演習の機会で先生に言われてハッとさせられたことのひとつに、「間違いは間違い。惜しかった、とか、ケアレスミスとかで終わらせずに、きちんとダメなところを分析しないと。」というご指摘がありました。今振り返ってみても、2年目は、まだ間違えたことに対して、徹底的に分析することができていなかったと思います。
次回に続く