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【税理士受験記】20代女性税理士を目指して④

スタッフブログ

公開日: 2024年5月3日

更新日: 2024年10月18日

畑允子

こんにちは、畑と申します。

大野市で生まれ育ち、地元地域の経済の活性化に貢献したいという想いで税理士を目指しています。
社会人4年目の25歳で今の目標は30歳までに税理士になることです!

このブログでは、私が税理士を目指す理由とこれまでの勉強遍歴、受験期間の過ごし方や勉強方法についてをメインにお話ししようと思います。

2023年から税理士試験に挑戦中で、2023年には簿記論を受験し合格しました。2024年試験で財務諸表論と消費税法を受験予定です。
私もまだ1科目合格と税理士試験のスタートラインに立ったばかりですが、これから税理士試験に挑戦される方、特に私と似た環境や性格タイプの方、同じ悩みを持つ方の参考になれば嬉しいです!

合格を勝ち取った勉強法

6月の模擬試験で合格ラインの遥か下の方にいた私が、合格するために取り組んだ内容をまとめます。
働きながら、直前期に私のような万全の状態で勉強できる方は多くはないと思いますが、どこかのポイントだけでも参考になると嬉しいです(^^)

①1日2つの演習問題

TACの教材には本番の試験と同じような形式で作られた演習問題があります。120分で個別問題と総合問題を解くものです。これを午前1つ、午後1つ解くようにしてとにかく演習問題の数をこなしました。

初めは本当にきつかったのを覚えています。分からない論点があって進まない、そもそも時間が全く足りない。6月頭はできない自分にすごくいらいらしました。逃げ出したくなりました。6月初旬は120分の問題を240分くらいかけて解いていたと思います。

それでもなんとか自分で決めたスケジュールをこなしていくうちに、少しずつコツをつかんでいく感覚がありました。それでも時間内にすべての問題を解くことはできず、計算のスピードが上がったというよりは、個別問題と総合問題の時間配分や解く問題の取捨選択ができるようになり、効率よく点数を取る解き方ができるようになっていたのだと思います。

具体的には、TACの上級演習10回分、答練6回分、直前対策、模擬試験 計18回分×2週を6月7月の2か月弱で解きました。

苦手なものは3週4週と解いて、8月に入ってからは過去問を重点的に解きました。直前に過去問を解いたのは、本番試験の出題形式に慣れておくためです。(試験問題はTACの演習問題と言い回しなどが若干違うので、初見だと解きにくいと聞いていました。)

試験直前は、ほとんどの問題で80点近く取れるようになり、得意な問題だと90点台、苦手な問題は70点前後のものもありました。正答率にはムラがありましたが、問題を解くスピード、問題の取捨選択の判断には自信がありました。ただ、同じ問題を何週もしていたので、初見の問題で点数が取れるのかは若干不安でした。

②苦手論点の問題を集中的に解く

外貨建取引やリース資産、資産除去債務、連結会計、本支店会計などの論点には苦手意識がありました。苦手意識を克服しようと、1日中同じ論点の問題をひたすら解く日をそれぞれ設けました。1日解き続けると苦手が好きになりました。克服してからは、その問題が出てほしいとさえ思えていました。

③点数リスト作成

解いた演習問題の点数をリスト化して、一目でわかるようにしていました。
平均で何点取れているのか、取れているものと取れていないものでどれくらいの差があるのか、第1問 第2問 第3問どこで点数をとれているのか、何度解いても点数が上がらないものがあるか などがすぐにわかるので、どこを何を見直せばよいか分かりやすかったなと思います。

④付箋に間違えやすいポイントを書いてノートに貼る

問題を解いて間違えたポイントを1冊のノートにまとめていました。間違えた問題と答えを書くのではなく、なぜ間違えたかのなぜの部分のみをピンポイントで書いていました。(問題ごと見返すと、その問題と同じ形で出題された場合しか対応できないような気がするのと、まとめるのに手間と時間がかかるためです。)

ケアレスミスは別でまとめて、演習問題を解く直前に毎回確認するようにしました。おまけで、試験に臨むときの心構えなどの精神論も書いて、平常心で試験を受けられるメンタルづくりもしました(笑)
付箋に書いたのは、次々とポイントが増えていく中で、移動させて論点ごとに分けてまとめられるからです。

⑤静かな場所で勉強しない

模擬試験を受けて、万全な環境でなくても問題を解き切る力が必要だと感じました。
それまでは、物音が少ない1人部屋という集中できる環境で勉強させてもらっていたのですが、皆さんが働いている部屋の隅で勉強させてもらいました。初めは集中できず、苦戦しましたが、徐々に周りの物音や話し声が気にならなくなりました。集中力が上がったというのもあると思いますが、理解や脳への定着が進み完全集中状態でなくても解けるようになったことが大きかったのかなと思います。

この5つが今思い返して、合格に結びついたのかなと感じる勉強法です。思うように問題が解けない時期は、勉強をすることが苦しいときもありましたが、そこを乗り越えて少しずつ解けるようになると楽しくなっていました。
勉強法に迷っている方の参考になると嬉しいです(^^)
今年も演習が足りないまま直前期に突入して今はちょっと苦しい時期ですが、これを乗り越えたら道が開けた去年を思い出して踏ん張ろうと思います。

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プロフィール

地元大野で税理士目指して勉強中。山海川…自然と食が大好きです!のびのびと育ててもらった大野のために自分ができることを見つけてトライしていきたいと思っています。

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