こんにちは。安川です。
前回のブログの続きです。
前回のブログはこちら 税理士への道 -21- 翻意
2度目の合格発表
2回目の簿記1級の試験後、何かよくわかんないことも起こりましたが、そうこうしている内にいつの間にか2度目の簿記1級の合格発表の日を迎えることとなりました。
前回、いつまで経っても合格発表されなかった(今更なんですけど私が電話しなかったらどうなってたんですかね?私以外に3人受験者がいたのですが、そのうちの誰かが電話したんでしょうか。誰も電話しなかったらずっと発表されなかった気がしますね。)ので、半信半疑でしたが10時過ぎぐらいにHPを見ました。
すると前回とは違い、この時点で「簿記1級の合格発表はこちら」の文字が。クリックすると、PDFファイルに飛びました!
この時点でもらったと思いました(ちなみに私以外の受験者は1人のみ)が、そこには確かに私の番号がありました。2回目の試験で無事合格したのです。このときは本当にホッとしました。この合格により、無事この年の税理士試験の受験資格を得たわけですから。
すると、確か12時過ぎぐらいだったと思うのですが、突然携帯が鳴ったんですよ。携帯が鳴ることなんてめったになく、知らない番号からだったのですが、一応出てみると大野商工会議所からの電話でした。
何かと思いましたが、「合格発表見られましたか?合格おめでとうございます」と言われたのです。さらに、「合格証書の授与式を行いたいのですがよろしいですか?」とも言われたのですが、これはもちろん断りました。「わざわざそんなことしていただくのも申し訳ないですし、していただかなくて大丈夫です」と。
すると、担当者の方が「そんなこと仰らずに。是非させてください!」と。そこまで言われたら断るのも申し訳ないと思ったので結局は承諾しました。
そのときの様子が写真の福井新聞の記事です。福井新聞は購読しているので、これまで簿記1級の合格者の記事を目にはしてきましたが、まさか自分がそうなるとは思ってもみませんでした。
ここで注目してもらいたいんですが、普通は職業が書かれるんですよ。通常の簿記1級の合格記事だと、大原通ってるとか市役所勤務とかの人が多い印象ですかね。でも私の場合「大野市春日の安川大祐さん(35)」と、職業に関する記述は一切ありません。
これは取材をしてくれた福井新聞の記者の方の、「今無職なので職業のことは伏せておきましょう」という心遣いによるものでした。正直言うと自分でも職業のことは後ろめたいものがあったので、非常にありがたい心遣いでした。ちなみに、この授与式の様子は大野商工会議所の会報にも掲載されたようです。
とにかく、この合格は本当にうれしいものでしたが、いつまでも合格の余韻に浸っているわけにはいきません。ようやく税理士への道のスタートラインに立てただけなのですから…。
次回に続きます。