こんにちは。安川です。税理士への道をブログで発信しています。今回は簿記3級を取得し、塾講師をやめたその後について書こうと思います。
前回のブログはこちら 税理士への道 -6- 塾業界と信仰心
退職後の計画
塾を退職した後、次に計画したのはアクチュアリーです。退職後から次の進路を考えるまでの過程をお話します。
次の就職先を決めずに退職
2019年5月に仕事を辞めたわけですが、このとき次の就職先など何も決めずに辞めました。自分で言うのもなんですが、本当に突然辞めたからです。
実際に退職願を提出した日の半年ぐらい前からかなり具体的に辞めようとは思いつつ、実際に行動に移せてはいなかったのですが、ある日の就業と同時に始まる定例のSkypeでの会議が終わった直後に塾長に退職願を提出しました。
なんでそんな突然と思うかもしれませんが、その日のSkype会議で塾長が、「もし辞めようと思っている者がいるなら早く辞めてくれ。」みたいなことを言ったんですよね。それを聞いた私は、渡りに船とばかりに「じゃあ辞める」って思い、即座に行動に移したわけです。会議の30分後ぐらいにはもう提出してました。
アクチュアリー(保険数理士)になると決める
そんなわけで、次の就職先など決まっているはずもないのでした。こうしてめでたく「無職 34歳 男性」が誕生したのです。 次の就職先が決まっていないと言っても、次にやろうとすることはなんとなく決めていたのでした。それは、「アクチュアリー」です。
アクチュアリー (英: actuary、中: 精算師) とは、ビジネスにおける将来のリスクや不確実性の分析、評価等を専門とする専門職[1]。日本語では「保険数理士」「保険数理人」などと訳されることもある。
(Wikipediaより抜粋)
要はめちゃくちゃ簡単に言うと、保険会社で保険に関する分析や計算等をする人のことです。
実をいうと、このアクチュアリーを知ったきっかけは塾長でした。塾長は金融畑出身だったためこのあたりのことに詳しかったのです。
塾長によると、通常のアクチュアリーのルートは、新卒でアクチュアリーになることを前提として保険会社に採用され、概ね30歳ぐらいまでにアクチュアリー試験に合格し、アクチュアリーになるとのことでした。
よって、通常は前提として保険会社に勤めていなければいけないわけですが、保険会社に勤めていなくても、アクチュアリーを派遣する会社に登録し、そこから保険会社に派遣されてアクチュアリーとして働くこともできるということを言っていたのです(このあたりの話は全て塾長から聞いた話ですので、現在の保険業界に詳しい方からすると違うと思われることもあるかもしれません)。
自分にも適性があるのではないかということと、せっかく仕事を辞めたんだから自分の可能性に賭けてみようとか、このときは思ってたんだと思います。
次回に続きます。
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