こんにちは。税理士目指して勉強中の安川です。
勉強中といっても、今年の税理士試験は終了し、今は一息ついているところです。
私のブログでは、現在税理士を目指している36,852(今年の税理士試験受験者数)分の1の生の声として、税理士を目指している理由やそれに至る経緯等を、自己紹介も兼ねて何回かに分けてお届けしていきたいと思います。
まず私は大野市生まれ大野市育ちで、大野高校を出て、一浪の末 京都大学理学部に入学しました。しかし入ったはいいものの卒業するのには8年かかりました。
多くの方は、大学の在籍の限度は8年生と思われるかもしれませんが、京大は7年が限度だったらしく、1年休学しての8年生での卒業です。
ちなみに豆知識ですが、在籍上の関係などから卒業できる見込みがなくなると、大学から「あなたは卒業できる見込みがなくなりました」のような通知が来ます。この通知を見たときは、休学することによりこの状態が解消されることが分かっていたとしてもあせりました。
「8年かけて大学を卒業」という言葉から、よほど大学が好きだったのかと思われるかもしれませんが、私の場合、大学に行ったと言えるのは最後の1年だけでした。大学8年生の前期に大学へ行った回数の方が、7年生までに大学へ行った回数より確実に多かったと思います。何せ最後の1年で卒業に必要な132単位のちょうど半分である66単位を取得しなければいけなったため、8年の前期は毎日1限から5限まで授業に出てました。とにかく単位を取ることに命を懸けていたため、夏休みなんかは熊本の阿蘇にて4泊5日で行われた集中講義にも出たのですが、この講義の担当の先生から「名簿を見たとき8回生なんて冗談かと思った。」と言われたことを今でもよく覚えています。
そしてこの死に物狂いの単位取得が実り、何とか大学は卒業した(8年生の後期の成績表をもらったときには「これって卒業できるんですよね?」って教務の人にわざわざ聞きました。)わけですが、とにかく大学を卒業することだけを考えていたため就職活動なんてものはしていませんでした。まあ大学を出るのに8年かかった学部卒の人間を新卒でとる企業なんて中々ないでしょうから、やったところでだったとは思いますが。
そして大学を出て何もしていない状態が1年ぐらい続いたのですが、さすがの私も「そろそろ働かないとまずい」と思い始めたのです。27歳で大学を卒業してそれから1年経っているので、年齢的にはもうそろそろ29歳になろうとするときです。いろいろツッコミどころしかないですが、30歳前にしてようやく働く気になったわけです…
つづく…