こんにちは。山本庸介です。
今日は税理士になろうと決めて勉強を始めた私の勉強の進捗状況です。
前回のエピソードは「税理士受験記② 退職│脱サラして試験勉強に専念」をご覧ください。
1年4科目受験で税理士合格を目指す
受験勉強のペースをつかみ始め、退職に伴い税理士に絶対なるという決意をしたところで気持ちが高ぶっていたのだと思います。4つの内3つの選択で悩むぐらいなら4つ全部取ればいいんじゃないかと無謀にも考えるようになり1年目の受験科目に消費税法を加えることとしました。非常に難しい試験だという認識はありましたが、悩んでいたことがあほらしくなるぐらいすっきりしました。やる前からできないと考えるより一旦チャレンジして、無理だと自覚したら考え直せばいいと思うようになりました。
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2年目に税理士試験の6科目合格を考えた選択
TACの八重洲校舎にいって、消費税法を追加で申し込みました。2年5科目パックの料金は払っているので、追加料金なしで消費税を選択することもできます。しかし私は2年目に法人税法と所得税法を取るつもりだったので、消費税法は単科コースの費用を払いました(6科目受験を考えるとこの方法が安くなる)。
税理士受験カウンセラーの方はポカーンとしていました。こいつ何やってるんだろうと思ったでしょうね。もしくはお金払ってくれるんだからどうでもいいやと思ったかもしれません。他人に何を思われたっていいんです。当時の私は最速で実務に必要な科目を合格することを目指してました。
…ということで、勉強を開始したのは2月とかなり遅れて消費税法を勉強することにしました。
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勉強の進捗状況
退職した3月末時点の勉強の進捗状況についてです。このころには簿記は結構できていました。
問題が解けるのが面白いので、どんどん問題を解いていて、更にできるようになっていきました。実力テストは常に1桁%だったと思います。勉強時間の比率は簿記論が多くなっていたので、意識して他の科目に時間を割くように気をつけていました。
財務諸表論
財務諸表論も計算はできます。
ただ注記の記載事項はよくミスってました。いつか覚えるだろうと理論は暗記せず自分の言葉で書いていました。実力テストの採点はTACの言葉通りではないので、△が多くなります。意味あっていればいいんじゃないかというこの気持ちが最後の方まで中々抜けませんでした。
相続税法
相続税法は基礎マスター部分がようやく終わったところぐらいでした。
上級コースは丸々残っていましたが、受験専念すれば追いつけるかなと思っていました。理論の暗記はほぼやっていません。基礎マスターの実力テストででる暗記のボリュームはとても少ないです。
総じて計算ばかりやっていましたね。元々理系でしたので、文系の方が多い中では計算は得意な方だったと思います。暗記はほぼやっていません。この状態で4科目受験でもなんとかなると思っていたのですから、たちが悪いですね。完全に理論暗記をなめてました。そして試験直前にめちゃめちゃ苦しむことになります…
…つづく
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