こんにちは。山本庸介です。
今日のブログも昨日の続きで「大人になってから勉強するということ」について書きたいと思います。
大人になると勉強しないからと言って、誰も叱ってはくれません。
講義のペースについていけない…
誰も困りません。予備校には全額お金を払い済みです。
大人になってからの勉強は、子供の時のように勉強しなさいと怒られながらするものではないと思います。
嫌だったら辞めればいいだけです。
出来ない理由を探そうとしない
自分で税理士になる、税理士試験を受けるって決めたはずなのに、忙しくてできないと言い訳しがちです。私もそうでした。それでも、出来ない理由(言い訳)を探そうとしちゃダメです。
でもでも、忙しくて勉強時間がとれないもん…というだけでなく原因を探ってみましょう。
忙しい原因は何?
- どうやったら勉強時間を捻出できるか?
- 合格者はどうやって勉強していたのだろうか?
こう考える方が生産的ではないでしょうか。
…とはいえ、学生や受験専念者と比べたら圧倒的に不利やん…
学生や受験専念者は複数科目受験が基本です。1科目あたりの勉強時間はそんなに変わりません。1日10時間3科目勉強しても週70時間です。1科目あたり約23時間。平日2~3時間、休日5時間勉強すればほぼ変わりません。
変えれない状況(例:働きながら勉強)についてあれやこれや考えても何も変わりません。考える暇があれば勉強した方がよいです。置かれた環境の中でできる方法を考えましょう。
隣の芝生は青く見える
働きながら受験すると、受験に専念している方が羨ましく思えてきます。僕はどちらも経験しましたが、受験専念していると、孤独感に苛まれるし、社会の役に立っていないというのをすごく感じてしまい、精神的に持ちませんでした。
また、受験専念していた方が未経験で税理士として働くと、実務経験がないのに周りに先生、先生とチヤホヤされて、自分が偉くなったと勘違いしてしまいます。先生と呼ばれていても、実は周りに「仕事できないくせに…」と陰口を叩かれたり、こんなことも知らないのと思われるのが恥ずかしくて気軽に質問できなかったり、受験専念者にも苦労があります。
要するに、隣の芝生は青く見えるってことです。周りが羨ましく見えるだけ。当人はどこかで苦労しています。
言い訳したい気持ちをぐっと我慢して、自分の置かれた状況でできる方法を考えましょう。試験勉強だけでなく、社会人として生きていくうえですべてに通じる考え方だと思っています。